はじめに
こんにちは！ビットコインがあいかわらずATHを記録してとてもうれしい管理人です。
「何もしなくても資産が増える」と噂のBybit（バイビット）自動売買ボット。その中でも特に初心者におすすめなのが、デフォルト設定で簡単に使えるグリッド取引ボットです。
- Bybitのグリッドボットがどれほど“ほったらかし”運用に向いているかをデータと実例から検証
- BTC/USDTペアのような主要通貨で 自動グリッド取引 を行うことで、マーケットを24時間監視しなくても安定した利益を狙うことが可能
- Bybitのグリッドボットは 「初心者が最初に試すべきボット」 と断言できる理由
Bybitのアプリや登録方法については以下の記事を参考にしてください。
【2025年5月版】Bybitアプリのインストール方法【iPhone・iOS】
グリッドボットとは？初心者にうれしい仕組みと特徴
グリッドボットは、あらかじめ設定した価格帯の中で「安く買って高く売る」注文を自動で繰り返すボットです。
価格帯を格子（グリッド）のように分割し、その各ラインで買い注文（安値）と売り注文（高値）を配置します。価格が上下に変動するたび、ボットが対応するラインで注文を執行し、小さな利ざやを積み重ねていく仕組みです。
この戦略のメリットは、レンジ相場（横ばい相場）で威力を発揮する点です。相場が設定範囲内で動き続ける限り、何度も利益確定を繰り返せます。
実際、自分の取引では１日に「164回以上の取引で利益確定を繰り返した」なんてこともありました。
つまり値動きのたびにコツコツ利益を自動回収してくれるのです。
さらに初心者に嬉しいのは、その簡単な設定と24時間自動稼働です。「現物取引」のボットであればロスカット（強制決済）の心配もないため、難しいレバレッジ管理なしで安心して運用できます。
設定もとてもシンプルで、BybitではAIによるおすすめ設定機能が用意されています。ボット作成画面で投資額など基本項目を入力し「AI戦略」を選ぶだけで、過去データに基づく最適なパラメータが自動入力されるので、ワンクリックでボットを起動可能です。初心者は細かい設定に悩む必要がなく、まさにデフォルトのままで始められる手軽さが魅力です。
BTC/USDTでの実績：ほったらかしでもこれだけ稼げる！
では、気になるパフォーマンスを見てみましょう。結論から言えば、BTC/USDTのような主要ペアでもグリッドボットは堅実な利益を生み出すことが実証されています。Bybit公式の発表によると、横ばい相場でグリッドボットを運用したところBTC/USDTペアで「週利5%」もの収益が得られたケースがあったそうです。
週に5%ということは年利換算では単純計算で約260%にもなり、価格がほとんど変わらない局面でこれだけの利回りを得られるのは驚異的です。一方で、同じ局面でただBTCをホールド（現物保有）しているだけでは最終的な価格が変わらない限り利益は0です。グリッドボットは「値動き」そのものを利益に変えるため、停滞相場でも資産を増やせる点が大きな強みと言えます。
もちろん、これは極端なボラティリティのあるアルトコインで短期間に得た理論値で、常に再現できるわけではありません。しかし、グリッドボットが放置で爆発的なリターンを生む潜在力を持つことを示す象徴的な例と言えるでしょう。
現実的な範囲でも、グリッドボットの利益率は通常の預金やステーキングを大きく上回る傾向があります。例えば、仮想通貨のレンディングやステーキングサービスでは年利5～10%程度が一般的ですが、グリッドボットであれば相場の変動次第でそれを1ヶ月や数週間で達成してしまうケースもあります。
実際、多くのユーザーが「ボット運用に切り替えたことで、ただHODL（長期保有）しているだけの場合と比べ資産増加ペースが大幅に上がった」と報告しています。あるユーザーは、アルトコインのグリッドボット運用で「HODLより一時は35%も多く増やせた（最終的にも約20%上回った）」と述べており、手堅く利益を積み増す効果が確認できます。
さらに注目すべきは、Bybitのグリッドボットには運用成績を簡単に確認できるインターフェースが整っていることです。ボットの詳細画面では累計利益額やAPR（年間利回り）、現在の価格レンジなどがひと目で分かります。以下は実際の画面イメージです。
ボット開始後は取引履歴や損益が自動で記録され、右上の「My Bots」欄から現在の利益（P&L）や総資産額をリアルタイムで確認できます。この視覚的なUIにより、初心者でも自分のボットがどれくらい稼いでいるのか把握しやすく安心です。
以上のように、BTC/USDTというメジャー通貨ペアであっても、グリッドボットは「ほったらかし」で侮れない収益力を発揮します。特に相場が大きく上下に振れず一進一退を続ける局面では、その強みが最大限に活きるでしょう。
設定方法：デフォルトのAI戦略でワンクリック起動
グリッドボットの魅力は設定の簡単さにもあります。
Bybitでは、初心者が迷わず使えるようデフォルトの推奨設定（AI戦略）が用意されています。手順は次のとおりです。
- ボットページへアクセス: Bybitにログイン後、上部ナビゲーションの「トレード」→「Trading Bot（取引ボット）」をクリックし、ボット一覧ページを開いて「現物取引ボットを作成」を選択。
- 通貨ペアと投資額の設定: まず「取引ペア」で
BTC/USDTを選択します。次に「投資総額」を入力しましょう。これはボットに預ける資金で、USDT建てで指定できます（手持ちのBTCで運用することも可能です）。最低必要額は設定によりますが、例えば数十ドル程度から始められます。 - AI戦略（自動設定）の選択: BybitのSpotグリッドボットでは「AI戦略」と「手動設定」を選べますが、初めての方にはAI戦略がおすすめです。画面上で「AI自動設定」または「Aurora AIのおすすめ」などと表示されたオプションを選ぶと、最適な価格範囲やグリッド数をボットが自動提案してくれます。例えば「レンジ相場向き」のAI戦略を選ぶと、直近のBTC価格変動データを分析して、収益最大化が期待できる上下限価格やグリッド数が自動入力されます。
- ボット作成！: 設定内容を確認し、「作成」ボタンをクリックすればボットが稼働開始します。わずか数クリックでセットアップ完了です。起動後は、ボットが選択レンジ内で自動的に売買を開始し、利益を積み重ねていきます。途中で設定を変更したくなった場合は「編集」からパラメータを調整できますし、いつでも「停止」して利益を確定することも可能です。
設定画面には上級者向けに手動で細かくパラメータをいじれるオプションもあります。たとえば価格帯を自分で決めたり、グリッドの本数（細かさ）を調節したり、トレーリングストップや利益確定・損切りの設定も可能です。しかし、初心者のうちはAIの提案に従うだけで十分でしょう。BybitのAI戦略は過去の膨大なデータ分析に基づいており、経験がなくても理にかなった設定でスタートできる安心感があります。
なお、Bybitにはボットのコピートレード機能も存在します。ランキング上位に表示される他のユーザーの優秀なボットをワンクリックでコピー運用できる仕組みで、「この設定で運用開始」ボタンを押すだけで同じパラメータのボットを自分の口座で走らせることができます。
しかし注意点として、他人と同じ戦略をコピーしても必ずしも同じ利益が出るとは限らないという点があります。参入タイミングや相場状況が異なれば結果も変わりますし、当然リスクも自分自身に帰属します。ですから、まずは自分でAI戦略を使ってボットを作成し、小額から様子を見るのが良いでしょう。
他の運用方法との比較：HODLや手動トレードより有利？
グリッドボット最大の強みは、先述のように相場変動をそのまま利益に転化できる点です。単純にBTCを買って長期保有しているだけでは、価格が上がらない限り利益はゼロですが、グリッドボットなら価格が動くたびに利確と買い戻しを繰り返すため**「停滞相場でも利益を生む」ことができます。特にBTC/USDTのようなメジャー通貨は暴騰暴落の合間に長いレンジ期間が生じることが多く、そうした期間にグリッドボット運用しておけば塩漬け期間を収益化できるわけです。
一方、急激な上昇トレンド時には、ボットが途中で利確してしまう分、ずっとHODLしていた場合より利益率が下がる可能性はあります。しかし、「上昇中に利益を確定してしまっている」とはいえその資金で押し目買いも同時に行っているため、結果的に次の上昇でも利益を狙える状態を常に維持できます。むしろボットで細かく売買しておくことで、暴落局面でも手元に一部USDTが残っており被害を抑えられる、といったリスク分散効果も期待できます。
自分で相場を見ながら安値買い・高値売りの「スイングトレード」をする方法もありますが、これは相場に張り付く時間と高度な判断力が求められます。特に初心者にとって、欲や恐怖による判断ミスで「高値掴み・安値売り」してしまうリスクは高いでしょう。しかしグリッドボットであれば、24時間365日自動で取引し、かつ機械的なルールに従って動くため感情的ミスもありません。まさに「寝ている間も利ザヤ稼ぎ」を実現してくれるのです。
実際にBybitの公式データでも、「グリッドボットのおかげで感情に惑わされず利益を積み上げられる」という点が初心者にとって大きなメリットだと強調されています。手動で同じことを完璧にこなすのは難しいため、半自動のプロトレーダーを雇っている感覚でボットに任せる方が得策かなあと思います！
暗号資産の運用手段としては他にも、Bybit Earnを利用したステーキングやセービング（貸付）といった方法があります。これらは価格変動に関係なく利息収入を得られますが、その利回りは年数％程度に留まります。それに対しグリッドボットは変動幅次第で利回りが跳ね上がる可能性があり、うまくハマれば年利ベースで二桁％どころか三桁％超えも狙えるダイナミックな手法です。
もちろん常に高利回りが約束されるわけではありませんが、少なくとも「価格が動かないと稼げない」という従来のトレードや「価格が上がらないと資産が増えない」という現物保有に比べ、停滞相場でも資産を増やすチャンスを享受できる点で優れています。
リスクと注意点： Impermanent Lossとボラティリティの影響
良いことづくめに見えるグリッドボットですが、理解しておくべきリスクや注意点もあります。
グリッドボットは設定した価格レンジ内でのみ売買します。そのため、もし相場がレンジを大きく逸脱して一方向にトレンドが発生した場合、ボットは新規注文を出さなくなります。例えば「$25,000～$30,000の範囲でグリッド設定していたら、想定外にBTC価格が$35,000まで急騰した」ような場合、高値圏では売り注文が全て約定して手元にUSDTだけが残り、その後は取引停止となります。
結果として、それ以上の上昇益は取りこぼす形になり、強い上昇トレンド時は現物ガチホに劣後する可能性があります。一方、急落でレンジ下限を割り込んだ場合はBTCを大量に抱えた状態で取り残され、含み損を抱えるリスクがあります。もっとも、これらはあくまで「設定範囲を見直さなかった場合」の話です。相場の状況に応じて定期的にレンジの見直しやボット停止・再設定を行えば、トレンド転換にも柔軟に対応可能です。
私も実際の経験上、相場のトレンドが変わったら設定を変更・停止することが必要かもしれないと思います。完全放置ではなく月に一度程度はパフォーマンスをチェックし、必要なら設定を調整する習慣を持つと良いでしょう。
グリッドボット自体はAMM型の流動性提供とは異なるため、狭義のインパーマネントロスは発生しません。ただし上記のように、一方通行の価格変動時には「ボットが一部通貨を安値で売ってしまって持ち高が減る」「安値通貨を抱え込んでしまう」といった状態になることがあり、結果的に価格変動による機会損失が生じる点は留意が必要です。
例えば急騰相場では途中利確したせいで手持ちBTCが減り上昇益を満額得られない、急落相場ではBTC買い増ししすぎて下落損が大きくなる、という具合です。しかし、この「機会損失」は裏を返せばボットが常に利益確定している証拠でもあります。極端な右肩上がり・右肩下がり局面では確かに非ボット戦略に劣ることもありますが、そのような局面は永続しません。上下変動のある市場環境に戻れば、ボットは即座に利益を再開します。要は、ボットは万能ではないが無価値な取引もしないということです。
完全放置でも、レンジ外に出たら止まるだけで勝手に大損連発…という心配はありません。
グリッドボットは大量の売買を行うため、積み重なる取引手数料が利益を圧迫するリスクがあります。しかしBybitの場合、手数料による損失を最小限に抑える工夫がなされています。具体的には、グリッド幅（価格間隔）を極端に狭く設定しすぎて手数料負けしそうな場合、システム側で自動的に最大グリッド数（本数）の上限を調整し、各注文利幅が手数料を上回るよう制御してくれます。つまり、通常の相場変動であればグリッド利益が手数料負けしない設計になっているのです。
加えて、Bybitの取引手数料自体も現物は0.1%（VIPレベルにより更に割引）と比較的低水準なので、よほど極端に細かいグリッド設定をしない限り利益を大きく削る心配はないでしょう。それでも不安な場合は、グリッド本数を少なめに（価格幅を広めに）設定する、もしくはBybitの手数料割引キャンペーンやポイントを活用する、といった対策も有効です。
自動で取引が可能といえども、取引回数がコストに直結するので、悩ましいところ・・・
本記事では主に初心者向けの現物グリッドボットを推奨していますが、Bybitには先物（無期限契約）版のグリッドボットもあります。
先物グリッドではロング・ショート両方のポジションを取れるため、上下どちらの値動きでも利益チャンスがあり、さらにレバレッジ（最大100倍）をかけることで利益率を拡大することも可能です。実際、先物グリッドボットの最高APRは桁違い（数千万％）とのデータもあり、上手く使えば短期で現物以上の利益を狙えるポテンシャルがあります。
しかしその代償としてリスクも高く、レバレッジをかけ過ぎれば清算（ロスカット）の危険もあります。そこはやはりレバレッジがかけられる以上「先物グリッドはハイリスク・ハイリターン」であると認識すべきであり、「相場が逆行した場合は大損失の可能性がある」と強調しておきます。
（レバレッジをかけるとしても、２倍を超えるとギャンブルになることは経験上申し添えておきます。）
初心者のうちは無理に手を出す必要はありません。まずは現物グリッドで十分な経験と利益を積み、その上でもっと積極的に稼ぎたい場合にチャレンジすると良いでしょう。
まとめ：Bybitグリッドボットは「怠け者の味方」！まずは少額で体験を
以上、Bybitのグリッド取引ボット（特にBTC/USDTペア）について、その仕組みから実績、使い方、そしてリスクまで詳しく解説しました。振り返れば、このボットは初心者～中級者にとって理想的なパッシブ運用ツールと言えます。
- 手軽さ: デフォルトのAI設定で誰でも数クリックで始められ、24時間自動で売買してくれる。
- 実績: 横ばい相場で週利5%を達成した例もあり、放置でも堅実に資産を増やせるポテンシャル。
- 安全面: 現物運用なので強制ロスカットなし。システム側で手数料負けしにくい設定調整も行われ、初心者にも配慮されている。
- 透明性: 利益額や利回りがリアルタイムで見えるので状況把握が簡単。
もちろん、魔法の装置ではないので相場次第で利益が伸び悩むこともあります。しかし、その場合でも自分で何もしなくても放置で済む点や、相場環境が変われば自動で取引を再開してくれる点を考えれば、「やらない理由が見当たらない」ほど利点が大きいです。特に普段忙しくてチャート監視に時間を割けない方や、トレードの経験が浅くタイミング判断に自信がない方には、強力な助っ人になるでしょう。
どんな優れたボットでも最初は不安があるものです。そこでまずは少額（例えば100ドル相当）から試してみることをおすすめします。実際に動かしてみれば、その簡単さと利益が積み上がっていく様子に驚くはずです。幸いBybitのグリッドボットは最低運用額も手頃で、テストにはうってつけの環境が整っています。ぜひ一度、自分のアカウントでBTC/USDTグリッドボットを稼働させ、そのパフォーマンスを体感してみてください。きっと「資産運用をボットに任せる」という新しい世界が開けることでしょう。
Bybitのデフォルトグリッドボットは、「怠け者でも稼げる」夢のようなツールと言っても過言ではありません。初心者は深く考えすぎず、まずは少額でbotの動作がどのようなものかを勉強してみるためにもオススメです！
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